琵琶のしらべ コンサートが開催されました

琵琶のコンサートありがとうございました。



旭泉先生とむいさんの演奏、
２０年も３０年もの積み重ねが、素晴らしい琵琶奏者に作り上げるという
様子がよくわかりました。楽譜の上には書かれていない、伝承の部分が多く、
耳から聴いて、繰り返し繰り返し、体で覚えるものなのですね。

旭泉先生の歌、演奏は、眼を閉じると、物語絵巻のようで素晴らしかったです。
日本の古典音楽を聴く機会をもっと大切にしなければならないと
思いました。


旭泉先生は休憩時間には　惜しげもなく大切な琵琶を、皆さんで触ってみてくださいと置いていかれました。
お客さんの輪が生れ、和気あいあいとしていました。
まるでハウスゾンネンシャイン音楽堂のコンサートの休憩時間のような　なごやかな雰囲気でした。



お客様のなかには
７０年ぶりに聴いたという方、
物語に涙がでて先生のCDはないですか？と尋ねられた方、
「もったいないわ。。もっと皆に聴いてもらいたいわ」　　　　　とおっしゃって下さった方もいらっしゃいました。

「琵琶は美しい方が弾くから　良いのよね。」と私が言ったら、
主人が、「琵琶を弾いているから　美しいんでしょう。」と答えたので、
なるほど、その通りと思いました。